吉田橋より馬車道を望む

吉田橋より馬車道を望む
タイトル: 横浜吉田橋より馬車道を望む
画像出典: 当館蔵絵葉書
年代: 大正・昭和戦前期
分類名: 馬車道
分類番号: 021-5
当時の新聞より:
  「下駄音楽よ!高く奏でられよ。高く奏でられるところに、都市の殷賑が生れ、都市の巾着袋は太るのだ 昔の吉田橋は、関内から関外へ人が渡る一つの橋に過ぎなかつた然し一九二七年代の吉田橋は「これをお買ひなさい。あれはいかゞ」と購買力をそゝる商業主義へ、市民を誘導する一つの架橋とまでなつた。」(「浜のゑがほ」『横浜貿易新報』1927年11月9日)
解説: 吉田橋上を路面電車が走っていたのは羽衣橋経由に変更される1928(昭和3)年まで。この移設によって交通の要衝は馬車道から尾上町になった(羽衣線の完成は1928年9月5日)。絵葉書はトンボヤ製。