ここでは、明治期の赤レンガ建築から、現在のランドマーク建築にいたるまで、横浜の都市建築の歩みをふりかえる。
また、現在の街並みの原点が形づくられた震災復興期に焦点をあて、今では失われた建築の姿を紹介する。
横浜生糸検査所
横浜生糸検査所 1930(昭和5)年頃 当館所蔵
関東大震災で被害を受けた横浜生糸検査所は、1926(大正15)年に耐震性と耐火性を備えた鉄筋コンクリート構造で再建された。震災復興建築のなかでも最大規模を誇る。
竣工当時の三井物産横浜支店
竣工当時の三井物産横浜支店
1911(明治44)年 当館所蔵
横浜駅(絵葉書)
横浜駅(絵葉書) 1930(昭和5)年頃 当館所蔵