ヨコハマのまちのありさまは、伝統を残しつつも関東大震災をきっかけに大きく変わった。震災後のまちの様子を紹介する。
南米移民船の離岸
『横浜グラフ』(1934年)より 当館所蔵
横浜港は、外国人旅行者が最初の一歩をしるす一方で、海外に新天地を求める日本人が祖国をあとにする場所でもあった。
伊勢佐木町の空撮
『横浜グラフ』(1934年)より 当館所蔵
写真中央が野沢屋百貨店(現横浜松坂屋)。
湘南電気鉄道車両(絵葉書、部分)
1930(昭和5)年頃 横浜開港資料館所蔵
1930年に黄金町−浦賀・逗子を開通させた湘南電気鉄道(現京急の横浜以南)は金沢地区や三浦半島の観光地化を促進した。