プロローグ
第1章 運河の形成―横浜開港~関東大震災前夜―
第2章 運河の成長―関東大震災~昭和初期―
第3章 運河の活躍―戦争・接収・復興期―
第4章 運河の衰退―輸送革新と都市計画事業―
エピローグ 運河の復活―「せせらぎとの対話」―
●主催 | (公財)横浜市ふるさと歴史財団(横浜都市発展記念館) |
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●共催 | 横浜市教育委員会 |
●後援 |
朝日新聞横浜総局/神奈川新聞社/産経新聞社横浜総局/東京新聞横浜支局/毎日新聞社横浜支局/読売新聞横浜支局/NHK横浜放送局/ |
●協力 |
神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター/横浜メディアビジネス総合研究所 |
【開館時間】 |
午前9時30分~午後5時(券売は午後4時30分まで) |
【休館日】 |
毎週月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し、翌平日が休館) |
【観覧料】 |
一般 800円、市内 65 歳以上・小中学生400円 |
※当館へのアクセスは、利用案内をご覧ください。
開港後、港湾都市として発達した横浜。そこには多くの河川が流れていました。これらの河川には、吉田新田開発以前から流れていた自然河川の大岡川のほか、吉田新田の開発によって開削された中村川、開港後の都市の開発によって整備された新吉田川など、用水路や舟運路として人工的に造成された河川も含まれていました。
このような自然河川と人工河川からなる“河川運河”は、東京湾を通じて、東京や三浦半島、房総半島とつながり、一大輸送網を形成しました。この輸送網で活躍したのが、河川を行き交う艀や汽船でした。輸送網を通じて、“河川運河”沿いには問屋・卸売業や造船業、製材業など様々な商工業が進出し、戦前・戦後の横浜の経済成長を支えました。
ところが、都市横浜の成長を支える重要なインフラであった“河川運河”は、高度成長期にかけて、輸送革新や水質汚染といった問題に直面します。都市計画の開発の対象となった“河川運河”は、1960年代~70年代以降、その姿を大きく変えていきます。そこで衰退するかと思われた“河川運河”ですが、開発をめぐる議論のなかで、市民の生活を支える親水空間として復活していきます。
今回の展示では、このような性格を持つ“河川運河”の形成、成長、衰退から復活に至る景観の変化と、そこで生きた人びとの歴史を、横浜、東京、千葉に残る資料から紐解きます。
プロローグ
第1章 運河の形成―横浜開港~関東大震災前夜―
第2章 運河の成長―関東大震災~昭和初期―
第3章 運河の活躍―戦争・接収・復興期―
第4章 運河の衰退―輸送革新と都市計画事業―
エピローグ 運河の復活―「せせらぎとの対話」―
「横浜名所案内図絵・市街電車案内」 大正10(1921)年 当館所蔵
『オフネノコドモタチ』
昭和16(1941)年 当館所蔵
『ともづな』20周年記念号
昭和37(1962)年7月
社会福祉法人日本水上学園所蔵
機関船模型 木更津市郷土博物館金のすず所蔵
台風で派大岡川に避難する艀
昭和29(1954)年 五十嵐英壽氏撮影・寄贈 当館所蔵
元町で購入した万年筆
昭和25(1950)年3月22日
藤平善樹氏所蔵
調査研究員が企画展の見どころを解説します。
日時:1月25日(土)/2月1日(土)、15日(土)/
3月1日(土)、15日(土)/4月12日(土)、13日(日)
*いずれも14:00から40分程度
*3月15日は開館祭のため、11:00からも行います。
会場:横浜都市発展記念館 企画展示室
参加費:無料(企画展観覧券が必要です)
申込:事前申込不要。当日直接会場にお越しください。
文献資料や統計資料から運河の歴史を読み解きます。
日時:① 2月2日(日)② 2月16日(日)③ 3月2日(日)④ 3月16日(日)
14:00~15:30(受付は13:30~)
横浜市開港記念会館 ①は1号室、②~④は6号室
定員:先着100名
参加費:各回500円
申込方法:横浜都市発展記念館イベント申し込みページよりお申し込みください。
(下記QRコードまたは、https://teket.jp/g/3h8cn02vru)
申込締切:各講座開催日の10日前の17時まで
※「連続講座」は有料のアーカイブ配信も行います。
(購入方法など詳細は追って当館HPでお知らせします)
調査研究員とともに帷子川水系をボートに乗って散策し、河口から横浜港を眺めます!
日時:3月8日(土)15:00~16:30
集合場所:南幸橋付近
参加費:3500円
申込方法:横浜都市発展記念館イベント申し込みページよりお申し込みください。
(下記QRコードまたは、https://teket.jp/g/3h8cn02vru)